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クボリカワ書房 徳島駅前支店

BEAT CRUSADERSのクボタマサヒコと+Plus編集長岡本友吟が
少女漫画をそれぞれの目線で語る乙女企画!!
第7回 午前3時の無法地帯
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    第7回 午前3時の無法地帯 
    ねむ ようこ著 (祥伝社 / Feelコミックス全3巻)

    あらすじ :イラストレーターを夢見るももこが就職したのは超多忙なパチンコ専門のデザイン事務所。
    徹夜続きで家にも帰れず女子力は下がる一方で…。恋も仕事もがんばる!キュートなラブストーリー。

    ダメだ。恋してる人には敵わない(笑)

    ※ネタバレ含みますので要注意!

    ユウ「まずクボタさんは今回なぜこの漫画をチョイスしたんですか?」
    クボタ「普通に面白そうだなと思って手には取ったんだけど、読んでみたら、この話は仕事とか恋愛も含めユウさんに近い環境だったりするのかなと思って、俺がユウさんに逆インタビューって面白いかなと」
    ユウ「キャー!」
    クボタ「ユウさんの今の仕事も広告代理店的なやつ?」
    ユウ「そうですね。まさにパソコン使って紙媒体等のデザインをする、会社は色々変わりましたけど内容はずっと一緒です。DTP(Desktop publishing、デスクトップパブリッシング)ってやつですね。しかも私さっきまで仕事してて、1巻読みながらデータを入校してましたから。そしたら作中でももちゃん(この物語の主人公)も入校してた(笑)」
    クボタ「リアルだなあー(笑)俺そういうとこで働いたことないから、実際リアル度はどうなの?」
    ユウ「リアル度は完璧」
    クボタ「この漫画はパチンコ専門のチラシやPOP作りじゃない?ジャンルはそれぞれあるんだろうけど」
    ユウ「あ、でも私パチンコのチラシ作った事あります。一番苦手だった」
    クボタ「そうなんだ!でもそうだよね、女子は一番興味ないよねパチンコ」
    ユウ「やっぱりオシャレ〜でかわいー仕事がしたいじゃないですか、なのに基本稲妻ドーン!火花バチーン!みたいな派手派手で」
    クボタ「フォントを選ぶとかそういうレベルじゃないんだね」
    ユウ「普段使わないようなフォントを使うのがパチンコ!(笑)そりゃ綺麗なのは綺麗ですけどね。作り込まれてるやつはそれはそれのかっこ良さもあるけど…。クボタさんは自分が体験していない職業を垣間見るって面白いですか?」
    クボタ「うん、面白いね」
    ユウ「私が最初に勤めた東京の会社に似てますね。そのときはデザインじゃなくてDTPオペレーターだったんですよ、デザイナーの作ったデータを印刷用に作る、出力センターに勤めてました」
    クボタ「あーそれ友達やってた!思い出した。自分がレーベルはじめた頃に、版下(※写真で言うネガみたいなもの。フィルムとも言う)?あれお金かかるじゃない?それを夜中友達の勤める会社に行って出させてた(笑)」
    ユウ「そこと一緒ですよ、私が働いてたところ。今はまた違うと思うけど、大きいセッターって言って印刷のフィルムをそれで出すんですけど、ほんとアレ高いんで、勤めてた会社ではミスを減らそうってことで、ミスする毎にスタッフの名前書いた表に正の文字を書いて『今月ユウちゃんトップだよ』って…」
    クボタ「まさにももちゃん的なミスをしてた訳だ」
    ユウ「してましたねー」
    クボタ「このリアルさは少女漫画の態ではないよね、働きマンみたいな感じだよね」
    ユウ「働きマンよりもっと明るくてライトな感じがするのはこの主人公のももちゃんのキャラですよね。あ、歳もちがう(笑)働きマンは28歳とかだけど、確かももちゃんは専門学校出てすぐって書いてあったし」
    クボタ「ももちゃんかわいいですよね。こんなかわいい子いるのかなあ。」
    ユウ「いると思いますよ。服装もリアルだと思う。こっち系、キレイ系じゃなくてデザイン科卒業って感じの、カジュアルでワンピース多め」
    クボタ「ギャルでもなく、ボーイッシュ過ぎず。好きですね僕。現場ってジーンズばっかになっちゃうのかなーと思って。そうでもない?」
    ユウ「あ、そこは服装で守ってる自分ってのがいますね」
    クボタ「女子力を」
    ユウ「そう!」
    クボタ「あ、この漫画の女子力低下ストッパーのあの人なんだっけ」
    ユウ「経理の真野さん!素敵」
    クボタ「素敵だよね」
    ユウ「ていうか仕事の話止まらない(笑)あのね、終わりが見えないんですよねこの仕事。予定どうりいかない事が多々あるんです。何かパプニングが起こればスタッフみんなで対処するし。それで帰りの時間が分からないから彼氏と喧嘩したりとか、同僚とそこが辛いよねってよく話してて」
    クボタ「同僚とは仲良かったの?」
    ユウ「仲いいですよ。営業と制作チームは仲悪いんだけど(笑)」
    クボタ「やっぱり(笑)聞けば聞く程この漫画のリアルさは半端ないね」
    ユウ「ですね。それでもこの『午前3時の〜』が少女漫画らしい部分もちゃんとあるのは主人公がかわいいからだろうなあ」
    クボタ「ガテン系の漫画ではないもんね。恋は捨ててないところが」
    ユウ「でもさっきクボタさんが言ったジーンズじゃないってところはすごい重要かもね。この話の中で」
    クボタ「こういう大変な仕事場って、最後ももちゃんもジャージで出てくるけど(笑)実際はそういう感じなのかなあと思ってたから」
    ユウ「私ほんと最近、リアルに自分の好きな人にね、今まで何が理由で彼女と別れたのか、っていう話をしてて、彼は友達優先のところがあるからそこを束縛されるのが嫌だっていう事を言ってて、じゃあ私は何を優先するかなと思って、仕事かなあと。仕事で帰れないってさっきも言ったけど、自分のペースで仕事したいし、そこを言われたりしたら嫌だなって彼に言いながら、…いや、違うなって思ったの。たぶんデートがあったら帰るな!って(笑)」
    クボタ「(笑)それ真野さんの意見ですか。デート優先」
    ユウ「そう!まさにそう思ったんだけど、彼には言えなかった(笑)恥ずかしくて!」
    クボタ「そこ女子!そこで私は仕事が〜とか言っちゃうんだ?」
    ユウ「言っちゃうんだよー」
    クボタ「そこ出してかないと」
    ユウ「ね!そこ出してかないとダメなのにね」
    クボタ「男はねーバカだから深読みできないと思うなそこは。俺は出来ないな(笑)」
    ユウ「えー!そうかあ(笑)そういえば友達にユウさんは甘えられないからダメだって言われた」
    クボタ「甘えるのは重要だと思いますよ」
    ユウ「そうですよね。あとこの年齢になってくると仕事って優先順位が高くて、そっちが落ち着かないと恋も出来ないんだなって最近思って、今は落ち着いてるからこの対談もできて良かったですけど(笑)」
    クボタ「やっぱユウさんは仕事がまず大事ってところがあるから、そこが安定して照準が定まると次を考えれるって図式なんだね。男の子っぽいよね」
    ユウ「ああ言われる。よく言われます」
    クボタ「男子は仕事とか自分のやりたい事をまずメインに動いててそれが軌道に乗ったりすれば余裕も出てくるけど、まだ足掛けだったり曖昧だったりすると、なかなか恋愛モードになりにくいんじゃないかなと思う」
    ユウ「そう、だから恋愛は原動力であってほしいって思いますね。頑張って早く仕事終わらせてデートしたいとか、逆にいいことですよね」
    クボタ「逆に効率良いんだね。メリハリだ」
    ユウ「そう、メリハリ。仕事はおろそかに出来ないし」
    クボタ「そのバランスが良く出来た漫画だなあと思いますね」
    ユウ「すごく人に勧めたい漫画だと思った。仕事一生懸命もいいけど女子がかわいくあるためには恋を忘れちゃいかんよ!ってメッセージがあるし、なにより読んだら元気になる」
    クボタ「ね。いいよね」

    ユウ「この男性キャラ達はどうですか?」
    クボタ「そうだなあ。まずこの多賀谷さん(ももこの恋の相手)は編集長的に見てどうですか?」
    ユウ「え?いいと思いますよ?あの最初はっきりしなかったところとかって優しさでしょ?」
    クボタ「これ優しいんですか、この人」
    ユウ「えー?全然大丈夫だけど…だめ?」
    クボタ「なんか引っかかるんですよねー。元カレの『たもつ』の方がリアルっていうか共感できるなと思った。子供だけど。多賀谷さんは大人じゃないですか年齢的にも。それを分かっててやってる感がちょっとね、鼻につく」
    ユウ「(笑)」
    クボタ「わざと一歩引いてる。それは実は結婚してるって事情もあると思うんだけど、ももちゃんは直情型じゃないですか。それをこう…なんか手のひらでみたいなとこがなんかやだな。あんま一生懸命になってないところが」
    ユウ「うーん。それはそうなんだけど、多分ね、恋しちゃったらこれオッケーなんですよ」
    クボタ「(笑)それこそアレだね『惚れた男から好きって言われたら最強』みたいな」
    ユウ「ほんとですね。それで全部チャラになっちゃうくらい」
    クボタ「3巻完結じゃ難しいけど、多賀谷さんと終わって誰か別の人に行くとか、そこでハッピーエンドじゃなくてもいいじゃないかなって思ったんだよね。たもつと戻ったりする方がリアルじゃない?とかも思ったりした」
    ユウ「えー嫌だ。なんかそれちょっと歪んでないですか?」
    クボタ「ダメだ。恋してる人には敵わない(笑)」

    クボタ「話しの組み立て方も上手だよね。友達と居酒屋で飲んでるのとか」
    ユウ「あの不倫の前振りあっての流れは、分かりやすいけど、でも現実にありそうですよね」
    クボタ「ドラマになりそうだよね。今漫画原作多いしさ」
    ユウ「なりそう」
    クボタ「あの一言がすごい好きなんだよな。不倫が分かって『ダメだ』ってなるでしょ。で、朝起きれなくて休みたいと思ったけど仕事行かなきゃ、やばいって起きて『今日立ち止まったら明日死ぬ』って泣きながら歩いてるとこ。これかっこいいなと思って」
    ユウ「分かる!仕事は待ってくれない!私も明日死ぬってよく言ってたな。今も言うけど(笑)しかも私、しんどいとか彼氏から連絡がなくてヘコんだ時とか悩むのが嫌だからそんな時は『仕事しよ』って思う」
    クボタ「あーそういうタイプだね」
    ユウ「仕事は裏切らないしっていう働きマン的思考がある」
    クボタ「人によっては連絡がないってだけで仕事が手に着かなくなっちゃう人もいるのにね」
    ユウ「まあ大分弱るとそういう時もあると思うけど。でも彼からの1本の電話でグワーってテンション上がって仕事はかどっちゃう!ってのもあるよ」
    クボタ「俺ね、ももちゃんすごくモテると思うんだよ、実際いても。それはこの素直さがかわいいんだと思う。だからユウさんも、いま仕事も恋もって言うんだったら後はさ、このももちゃん的な素直さを取り入れてさ」
    ユウ「あー」
    クボタ「泣きたいときに泣く」
    ユウ「そうそう、それできない!」
    クボタ「甘えたいときに甘える」
    ユウ「ですよねー」
    クボタ「淋しいときに淋しいって言えるってのがね」
    ユウ「はぁーーーっ」
    クボタ「そういうのが使えたらいいよね。カードとしてさ、持ってたらいいよ」
    ユウ「なにこれ。人生相談になってる!さすがクボタさん…」
    クボタ「人の事はよく言えるんだよ(笑)」

    クボタ「まとめますと真野さんのこの名言『仕事は女子力なくてもできるけど恋愛はそうはいかない』ですね。1巻の152ページでございます」
    ユウ「仕事でミスしても前向きに!目の前の仕事をきちんとこなしてデートに間に合わせる!ここまで言い切ってくれると有り難いですよね。それで良いんだと」
    クボタ「ユウさんが今真野さん的立ち位置なんじゃないですか?もうちょっと若い世代の子達や+Plusの読者だったりに伝えるっていうかさ。恐れずに進みなさいと」
    ユウ「まあね、良い年齢だしね(笑)そういう意味でもこの漫画読んでほしいな」
    クボタ「ユウさんの話がここまでリンクするとは思わなかった(笑)ほんと就職1年生の人とかに読んでほしいよね」


    ※今回はスカイプで収録&撮影!
    | +Plus本誌 | 14:21 | comments(0) | - | - | - |
    第6回 坂道のアポロン
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      小玉ユキ 『坂道のアポロン』小学館(月刊flowers)
      あらすじ:1966年初夏、船乗りの父親の仕事の都合で、横須賀から九州の田舎町へ転校してきたナイーブな少年・薫。転校初日、バンカラな男・千太郎との出会い、ジャズとの出会い…薫の高校生活は思わぬ方向へと変化していく。


      「男子は一番楽しいことを共有してるから仲良いよね」

      クボタマサヒコ(以下、クボタ)「本日はBEAT CRUSADERS tour "サイボーグ2009" 徳島公演、本番前に収録しております(笑)今回はユウさんの提案もあり小玉ユキさんの『坂道のアポロン』です」

      岡本友吟(以下、ユウ)「これは『このマンガがすごい!(※1)』2009年版で1位だったので押さえとくか、くらいの気持ちで読んでみたんですが…よくできた漫画ですよね」

      クボタ「そうですね、恋愛だけじゃなくいろんな伏線があって、偏ってないところがドラマっぽいというか」

      ユウ「スタンダードなんですよね。今まであったであろうお話しだし、ベタなんですが…ポイントは1966年という“時代背景”」

      クボタ「あと、九州」

      ユウ「クボタさん、舞台好きですよね(笑)」

      クボタ「だってホラ、方言大事じゃないですか。ちなみに主人公のボン(※2)は横須賀から転校してきたんですよね。九州は…長崎かなぁ? ストーリーの背景にキリスト教あるし。1966年と九州っていう舞台が古典的かつ普遍的な少女漫画を表現している要因ですね」

      ユウ「60年代ってちょうど私前号で『カリモク60(※3)』の取材をしたんですけど、この頃に生まれた食器や家具っていうのは、いわゆる高度経済成長期といわれる時代に、日本のメーカーがとにかく世界に通用する“シンプルで品質も良いもの”を作っていて、まさに普遍的なんです。文化や流行なんかも今から見ると単純にオシャレなんですよね」

      クボタ「そうだよね、使ってる言葉とかも違うし」

      ユウ「ああ、ボンの『キミ』とか『〜じゃないか』とかね。ボンの眼鏡も好きです」

      クボタ「これヒダカ(※4)眼鏡ですよね? 下にフチがない、おじいちゃん眼鏡」

      ユウ「ほんとだ(笑)」

      クボタ「これ少女漫画だけど主人公男の子なんだよね。でもフラワーコミックスって基本女性が読む数の方が多いはずだし、女性が男性の話を読むって特殊ですね」

      ユウ「これが少年漫画雑誌に載ってても違和感ない気がしますね。最近は男も女も関係なく読めるものがほんと多いですよね」

      クボタ「タッチはすごく女性的。絵的には結構好きです」

      ユウ「この古い感じが上手く描けてますよね。私、女だから解らないですけど男の友情ってこんな感じですか?」

      クボタ「かなりクサイけど(笑)。あ、でも何歳だっけ、主人公。高校一年生か…確かに中高生の時って女の子と一緒にいるよりは男子とつるんでバンドやったりしてたな。まあ状況は近いかもしれないですね」

      ユウ「クボタさんのバンド経験っていつからなんですか?」

      クボタ「中学3年生くらいかな。ガーッとやりだしたのは中学卒業して高校に入る前の春休みに、友達みんなで勢いにのって」

      ユウ「その時のパートは?」

      クボタ「ギターです。で、地元の友達の家の離れにドラムセットとか全部置いてみんなで練習して、この漫画みたいな地下室じゃないけど。こんな都合のいいスタジオはない(笑)」

      ユウ「クボタさんの練習してた所って空き家とかですか?」

      クボタ「その家が建築屋で、倉庫っていうか別に地下室みたいなのがあって。でも周りは普通に住宅だし、裏はお寺だし。で、案の定お寺から苦情がきて最終的にお巡りさんも出てきて、お墓の中を逃げた(笑)」

      ユウ「わあ〜良い思い出〜(笑)」

      クボタ「男子は一番楽しいことを共有してるから仲良いよね。で、男だけど嫉妬とかさ」

      ユウ「あるんですか!?」

      クボタ「あるある。中学一緒でも高校から学校別々になってくるじゃない? それでも放課後、バンド練習の時はちゃんと集まって。でも、それがだんだんそれぞれの高校で知り合った友達と組み始めて『え、なんだよそれ』みたいな(笑)。それこそこの『坂道〜』でもさ、文化祭で新しい男の子でてくるじゃない」

      ユウ「千太郎(※5)に文化祭で自分のバンドを手伝ってくれと誘ってきた松岡君(※6)ですね。ボンがそれを嫉妬しちゃうんですよね」

      クボタ「ああいう感じのはあったりしました。漫画は極端に脚色してあるけど」

      ユウ「分かりやすいですよね。二人のキャラも立ってるし」

      クボタ「この作者女性ですよね? この青春時代の男子の気持ちをなんでわかるんだろうな〜」

      ユウ「そう思いますか? 男性から見て」

      クボタ「千もさ、腕っ節は強いけど結構恋に対して弱気じゃないですか」

      ユウ「そう、あれびっくりしましたよ。キャラ違うーって」

      クボタ「ね、ボンは涙もろいし、りっちゃん(※7)の事で泣くより千(※5)のことでよく泣くじゃないですか。まぁボンにとって初めての友達だからなんだろうね」

      ユウ「お互いそうなんですよね、千にとっても初めての友達」

      クボタ「あんまり他人に心を許してこなかったんだよね、いままでは」

      ユウ「2巻でね、二人が喧嘩したときに楽器を弾いてるうちに仲直りしちゃうでしょ?」

      クボタ「はずかしいくらいのね(笑)」

      ユウ「これどうですか? ミュージシャン的に(笑)」

      クボタ「こんな美しいのはないなー」

      ユウ「いやいや、何かあるんじゃないですか!?(笑)」

      クボタ「あったかなぁ。でもまぁ結局楽しいから、それで集まってるからね。二人もボンはク
      ラッシック、千はジャズで、ジャンルの違いはあれど一緒にやるってことで打ち解け合ったわけで。音楽がなかったらここまで繋がってないかもしれないね」

      ユウ「そう。これは特筆すべきところですね、この漫画において。音楽が重要な役割を果たしてますよね、しかもジャズ。クボタさんの最初のバンドはジャンルはバラバラだったりしなかったんですか?」

      クボタ「それは一緒でしたよ、みんな。というのもみんなが音楽を聴き始めるきっかけが自分だったんで。中学は音楽聴いてるやつが学校にホントいなくて、一人でラジオだったり海外のテレビで知ったのを聴いてて、それでみんなにカセットテープ渡されて『録って』みたいな」

      ユウ「それってやっぱり一人一人に合わせてつくったりするんですか?」

      クボタ「なんとなくね。元気そうなやつはこれだな、とか」

      ユウ「それでみんなハマっていったわけですね」

      クボタ「そう、そっからだんだん楽器を始めて。そういう面ではジャンルは一緒ですね。今って若者が聴くといえばだいたいロックじゃないですか。いきなりジャズにはまってるって子はなかなかいないと思うし。だからこの60年代はジャズがあってクラシックがあって、そこからビートルズが出てきて目新しくて“なんだこれ”って言ってるのもリアリティあると思う」

      ユウ「この松岡君はロックスターになりたいって言ってバンドしてますよね、マッシュルームカットにして方言じゃなく標準語を使って。で、そのスターになりたい理由がね、『家計を支えたい』なんですよ!!」

      クボタ「熱いよね(笑)」

      ユウ「今だったらそんな理由じゃないじゃないですか」

      クボタ「モテたい、っていうのは今もあるかもしれないけど」

      ユウ「今って何なんでしょうね、音楽をやる理由って…昔は不良がやるもの、みたいなのもあったじゃないですか、世間からはみ出しもの的な。私思うんですけど、今は逆にそういう反社会的な人じゃなくて、普通のサラリーマンもできちゃうくらいの賢い人じゃないとバンドも出来ないんじゃないかなあって」

      クボタ「ああ、逆にね。バカじゃ出来ないと(笑)」

      ユウ「ちゃんと営業もしなきゃいけないし」

      クボタ「本気でやるとね。あと最近の子はみんな真面目だし、良い子ですからね。礼儀正しいし」

      ユウ「業界自体もそんな感じなのかな、“カリスマ性バーン!!”とか“アーティスト様〜!!”みたいなのじゃなくて」

      クボタ「あんまりこうスターというよりは等身大で身近な感じのアーティストが受け入れられてるかもね」

      ユウ「スターの位置が違いますよね、今と昔じゃ」

      クボタ「そう考えると60年代って相当違うよね」

      ユウ「自分の親の青春時代の話ですもんね」

      クボタ「ホント、こういう60年代の話だから説得力があるって事だよね。曰く付きの生い立ちとかも現代の設定で書いてもグッとこないかもしれないけど、ひとつフィルターを通してるからすんなり入ってくる。『ご近所物語(※9)』じゃこういう背景にならないじゃない、絶対に。中流階級のご近所の話っていうか」

      ユウ「『ご近所』は主人公はデザイナーを目指してて、お母さんが漫画家で、隣の幼なじみの男の子はイケメン。どっちかっていうと“憧れ”って感じですね」

      クボタ「それ音楽にも言えるんじゃない? さっき言ってた、昔はスターっていうアイコンに対して憧れた、でもスターが必要なくなって、今はそれこそチャットモンチー(※10)なんて等身大じゃないですか。ルックスも歌詞も含め。そこに共感して、もちろん憧れもあるけど、“自分みたいな女の子が武道館でやってる”っていうところに感動できるんじゃないかな? 同じように漫画も昔みたいにあり得ないシチュエーションで“こんなことあったらいいのに”って妄想で描かれてたのが、どんどんリアリティ優先、友情や仕事、恋愛以外に共感するポイントが拡がってる」

      ユウ「そこがまたリアルですよね」

      クボタ「自分から見てもこういう男子特有の女々しさもちゃんと書かれてると思うし、男子もけっこう涙もろいんだよ、と(笑)」

      ユウ「ナイーブなんですよね。ほんと、少女漫画は進化してますよね」

      クボタ「ね。今はもうこういう掘り下げたもの書かないと時代に合わないんだろうな。『坂道〜』の他にもこのコーナーの候補に挙がってた松田奈緒子さんの『少女漫画(※11)』って漫画も、ベルサイユのばらやガラスの仮面といった名作少女漫画に対して現代のリアリティで返答してるのがすごい新鮮だったんだよね」

      ユウ「この『少女漫画』はこれからの少女漫画を知る上ですごく良い漫画なのでぜひ読んで欲しいですね。ちょこっと紹介しますとベルサイユのばらは、待遇の悪い派遣先で革命を起こす“オスカルの心を持った”34歳派遣社員の話(笑)。少女漫画ってやっぱりいいなあって思わせてくれますよね。オススメです! ところでクボタさん、今回の『坂道〜』で好きなキャラ、もしくは自分に近いのは誰だと思います?」

      クボタ「やっぱり近いと言えばボンになりますね。憧れでいえば淳兄(※12)でしょうか」

      ユウ「淳兄! あれはもてますよね〜。女性キャラはどうですか?」

      クボタ「りっちゃんはほんと絵に描いたような…雰囲気良くて優しくて鈍感で」

      ユウ「その言い方…(笑)まあそんな絵に描いたような女の子もね、傷ついたりしていく過程で人間らしく見えてくるじゃないですか」

      クボタ「対になってますよね、ボンと千、りっちゃんと百合香(※13)さんね。その関係がすごく分かりやすい」

      ユウ「あ! 私最後にこれだけ言わせて欲しい! すごく好きなシーンがあるんですけど、ボンがりっちゃんに『クラッシック置いてるレコード屋さん知らないかな?』って聞いて、実は実家がレコード屋のりっちゃんがそれは告げずに『レコードならうちにあるよ! うちにきたらよか!』って言って、ボンがエロい妄想をするところ!(笑)恥ずかしい脳内妄想に、ここまで書かなくて良いのに…って思ったけど、妄想ってこのぐらい飛躍するよなーって納得できて。これが一番リアルだと思いました(笑)」

      クボタ「まあ高校生で『うち来る?』って言われたら『マジで!?』って思うよね」

      ユウ「マジでってその言い方は昔と違いますけどね(笑)」



      撮影協力:ufotableCafe

      (※1)このマンガがすごい! …宝島社が発行するマンガ紹介ムック。「坂道のアポロン」は2009年版オンナ編で1位。
      (※2)ボン…主人公、西見 薫(にしみ かおる)の愛称。幼い頃から何度も転校を繰り返してきた。伯父の家に居候しているが、年下のいとこと伯母に嫌味を言われる日々を送っており、窮屈な思いをしている。クラシックしか弾いたことがなかったが、千太郎に挑発され、ジャズに挑むようになる。
      (※3)カリモク60…愛知県「刈谷木工有限会社」が1960年代に作ったデザインをそのまま復刻した家具プロダクト。
      (※4)ヒダカ…BEAT CRUSADERSのVo&Gtのヒダカトオル。
      (※5)千太郎…もう一人の主人公、川渕 千太郎(かわぶち せんたろう)。大柄で野蛮な少年。律子とは幼なじみ。妹と弟(叔父の子)が2人ずつおり、面倒見もよくとても慕われている。ジャズのドラム担当。
      (※6)松岡君…松岡 星児(まつおか せいじ)。歌を歌うのが好きで、将来は上京してスターになり、兄弟や両親を楽させるのが夢。千太郎をロックバンドに誘う。
      (※7)りっちゃん…迎 律子(むかえ りつこ)の愛称。薫のクラスのクラス委員。そばかす顔の純粋な女の子。クリスチャン。家はレコード店。
      (※8)ご近所物語…矢沢あい著、集英社りぼんコミックス全7巻。1995年アニメ化。
      (※9)チャットモンチー…徳島県出身のスリーピースガールズバンド。徳島の星☆!!
      (※10)少女漫画…松田奈緒子著、集英社クイーンズコミックス全1巻。少女漫画6作品をサブタイトルに冠している(最終話のみ異なる)。『派遣のオスカル 〜少女漫画に愛をこめて』のタイトルで、2009年8月〜10月までNHK総合で放送。
      (※11)淳兄…淳一(じゅんいち)。律子の隣人で千太郎の憧れの人物。東京の大学に通っている。トランペット奏者。
      (※12)百合香…深堀 百合香(ふかほり ゆりか)。同じ高校の上級生の美少女。薫・千太郎・律子が3人で遊びに行った時、不良に絡まれているところを千太郎に助けられる。
      | +Plus本誌 | 05:11 | comments(0) | - | - | - |
      第5回 うさぎドロップ
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        第5回 うさぎドロップ 
        宇仁田ゆみ著 (祥伝社 / FEEL YOUNG 2005年〜連載中 / 既刊5巻)


        あらすじ :
        亡くなった祖父の隠し子、リンを引き取ることになった独身サラリーマン大吉が、6歳の女の子の子育てと仕事との両立に右往左往しながらも、「家族」の信頼関係を深めていく物語。


        「どんな状況だろうがそこで幸せなものが生まれればいい」

        クボタマサヒコ(以下クボタ)「今日は大阪にてsoulkids(※1)とkuh(※2)のライブがありまして、その打ち上げ会場にて収録しています」

        岡本友吟(以下ユウ)「そして音人フォーラム特集ということで、ismをゲストに迎えてお送りします。ismは漫画はジャンル問わず色々読んでるそうなんですが、今回紹介する『うさぎドロップ』にも詳しいんですよね」

        ism「待望の宇仁田ゆみ(※3)の登場ですね」

        クボタ「ism的にそうなんだ?」

        ism「この人程、過小評価されてる人はいないですね」

        クボタ「作家歴は長いの?」

        ism「僕が最初に読んだのはIKKI(※4)で連載されてた『スキマスキ(※5)』。そこから気になって過去の単行本も買って… スキマスキは隙間が大好きな男の子が隣のアパートに住む女の子のカーテンがいつも少し空いててチラッと見えるその子に恋をしてその距離をだんだん埋めていくって話なんだけど、実はお互い覗き合っていたっていう、ちょっと気持ち悪そうな話なのにむちゃくちゃ軽いノリで書いてるところが面白かった」

        クボタ「面白そう! でもこの『うさぎドロップ』とはまた違う作風だね」

        ユウ「単行本は短篇が多いみたいだけど、これ初めてなのかな? 長編って」

        ism「いや、『トリバコハウス(※6)』って全2巻のがあって、『うさぎ〜』と平行して連載してた『よにんぐらし』は全4巻まである」

        クボタ「詳しいなぁ(笑)」

        ism「『よにんぐらし(※7)』も家族の話です」

        ユウ「『うさぎ〜』ってフィールヤング連載だから、南Q太(※8)とか魚喃キリコ(※9)とかね、そういうちょっと陰な感じなのかなと思ったら全然違うからビックリした」

        ism「ドロっとしたところを一切感じさせない安心感がありますよね。嫌な現実とか、ちょっと重たい話も無視はしないけどそこまで暗く捉えない」

        クボタ「気の持ちようでは乗り越えられるように描いてるよね」

        ism「普通に重たい話ってなんとなく日常にもあるし、それに対していちいち深く傷ついてたらキリがないし結構そんなもんじゃない? ってノリで、過剰に表現しないからいい」

        クボタ「変にオシャレ・テイストっていうのでもないもんね。俺は少女漫画買う時って物語はもちろんだけど、やっぱり絵が好きかどうかが重要なんだよね。最初本屋で1巻見て、決して絵が上手いってタイプじゃないし… でも読まなきゃ判らん! と思ってまとめ買いして、そしたらもう… 読み始めたら止まらなくて。今になったらりん(※10)とかすげー可愛いいし」

        ユウ「りんちゃん可愛いですよねー」

        クボタ「これ、『千と千尋(※11)』手法と同じで、あの映画って最初可愛く描いてないんだよね千尋を。話が進むにつれだんだん目が大きくなって光の数とか増えたりしてすごく魅力的になっていって。りんも最初しゃべらないし無表情でしょ?」

        ism「表情が豊かになっていく過程がちゃんと描かれてますよね」

        ユウ「私独身なので子育てってこんな感じかなーって思いましたね」

        ism「りんと大吉(※12)はものすごい特殊な関係やけど、こういう家族っていいなあって思うよね」

        クボタ「そうなんだよね、何でこういう設定にしたのかな? 例えば結婚はしてないけど元彼女の子供とかでもいいのに、あえて自分にとって一切受け入れる義務のない子供を引き取るっていうさ。“じ、祖父ちゃんの隠し子?! ええーっ?!”みたいな(笑)」

        ism「6歳の子供だけどお祖父ちゃんの子供=自分のお母さんの異母姉妹、つまり自分のおばさんにあたる」

        ユウ「これね、りんの母親の事を誰も知らされてなくて、母親探しをするでしょ? あの辺の突き止めていく感じがすごいミステリー的で面白かった。りんを捨てた(?)母親はどういう人なんだろうって大吉と一緒にヒヤヒヤして、感情移入するにはすごく大事なところだったんだと思う」

        クボタ「自分的にあの母親は唯一リアリティがなかったなぁ。彼氏の設定とかも別にああじゃなくてもいいと思うし、いなくてもいいじゃんって思った。これからの伏線なのかもしれないけど」

        ユウ「でもあれはたぶん、女っていうのは結構簡単に新しい彼氏がいたりするもんですよ、っていうリアリティだと思うんですよね」

        ism「そうそう、宇仁田さんは女性なのに基本男性目線で描いてるけどキャラクターの中に女性っぽさを散りばめてくるんですよ」

        ユウ「男性から見て大吉の心理は共感できたりしますか?」

        クボタ「より“男子感”がデフォルメされてはいるけど、リアルだと思う」

        ユウ「私は大吉がすごく魅力的で、かっこいい男性像だ! って思ったんですが」

        ism「あれはでも完全に“勢い”ですよね、りんを引き取ったのは」

        クボタ「ね。たぶん大吉は元々は“いいヤツでしっかりした人”ではなかったと思うよ。りんと出会ったことでだんだん大吉の大人としての自我が芽生えたと思う。男としてか、父親としてなのかは判らないけど」

        ism「それをきっかけに自分の人生も深く考えていくようになっていく」

        ユウ「なるほど。大吉の成長物語でもあるんですね。
        4巻でりんが風邪を引いたとき“(風邪を引いたのが)なんで俺じゃなかったんだろう、替わってやりたい”ってありますよね? これは恋人に対してはそうは思わないはず。大吉が親としての愛情と責任を自覚してる象徴的なシーンですよね」

        ism「例えば母親がいたら男親は子育てにあまり関与しないでっていうのがまあ普通とされていて、イメージする父親より父親らしいよね。結果的に理想の父親像になってる。大吉は父親の自覚ないつもりだけど」

        クボタ「普通に結婚してて嫁がいたらこうはなってなかったかもね」

        ism「人間関係って単に人間性だけで関係が決まるんじゃなくていろんな状況とか出会い方で決まってくる。けどその都度ベストを尽くせば良い方向に行くし、いいサイクルができてくる」

        ユウ「みんな同じ道を歩いてて繋がってたんだ、ってシーンありましたね」


        クボタ「印象的なのは大吉がりんの写メールを見て“これってやっぱり犠牲とかと違うよな〜”ってところ」

        ユウ「ああーいいですよね。大吉は“子供を育てる事を自分を犠牲にしてるって思いたくないって”思ってて、2話目で“犠牲じゃないって言い切るのは嘘くせーから、何年か後にそう思えたらいいな”って言ってるんですよ。そして4巻で、りんの同級生のお父さん、お母さんと知り合った事や、色んな事を分かっていく内に“やっぱ違うよな”って、でも言い切らないんですけどね」

        ism「そのぐらいがいいんですよ」

        クボタ「そう。悪くないな、くらいのね」

        ism「宇仁田作品はハッピーエンドじゃないけどバッドエンドでもないオチの付け方をいつもしてくれる。こういうサブカルなのって“バッドエンドの美学”だったり問題定義して自分で考えろ、で終わるものも多いけど、僕も高校〜20歳くらいの時まではそういうのがかっこいいって思ってた時期もあったけど… 自分に浸るっていうかね、悲劇のヒーロー的な… でもだんだんどうでもよくなってくる(笑)そういう20代中盤以降の人にはすごくちょうどいい漫画」

        クボタ「音楽に対してもそうだよね。kuhで書く詞とかも断定はしないで曖昧さやどうとでもとれるようなものだし、バッドエンディングがかっこいいみたいなのを経て、やっぱり自然にハッピーって思えるのがいいじゃん、って事を今日soulkidsのライブを見て改めて感じたし。根拠のない若者の言う“イエイ!”っていうんじゃなくて、酸いも甘いもを経てsoulkidsがやってるのは押し付けがましくない“みんな楽しもうよ”って気持ちなのかな、と」

        ism「ベタだけど等身大っていうか、自分に出来ないことしか出来ない、けど出来る中でより良くする。そういう中で生きてる毎日は他の人と比べてどうとか関係ない」

        クボタ「だから大吉がやってることもそうだよね。通勤の時間の関係で保育所は選んだけど仕事はりんに合わせて定時で帰れる部署に変えてもらって。AかBか選んでるだけの話だもんね」

        ユウ「4巻で会社だけじゃなくて子育てしてるお父さんお母さんにもいろんな人がいるんだなあと感じて“就職したときは世界が広がった気がしたけど、ある意味こっちの方が広いかも”という場面。これは印象的でしたね」

        ism「もっと言えばこっちとそっちの差はあんまりないよ。まあ僕はそっち側は経験してないけど(笑)」

        クボタ「3人共ね(笑)」

        ユウ「会社・組織は自分がいなくても動いていく、でもりんの事はそうはいかん、…と思う、…って言ってる(笑)」

        ism「けどそれを選んだ事で新しい職場のヤンキーみたいなバイトとか同じ境遇の仲間ができて、学校でもパパ友や、そこでも新しい広がりはできていて、結局世界は広がってるからマイナスの選択はないよね」

        クボタ「俺、弟がいて昔一緒に音楽やってたりしたんだけどある時から辞めて結婚して子供作って、結局自分だけこの世界にまだ残ってて、それで思うのは弟が知らない世界を俺は見てるけど、俺が知らない世界を弟は見てるんだなってこと」

        ism「音楽やってる人って何か他の人と違うことをしたいと思ってるだろうし、例えば就職とかで音楽をやめていく人達を見て悲しい気持ちになったり、自分はそうはなりたくないって思ったり、悪く言えば“普通にはなりたくない”みたいなのはあったと思うし、今も無くはないけど、けどそうなってみたときに“悪くないものなのかな”ってこれ読んだら思ったし、辞めてった友達に会って、仲良く家族と週末過ごすって良さもあるんだろうなって、なんとなく気付いてきた」

        ユウ「それぞれどんな世界もね、一生懸命やってればつまんないことなんてないと思いますね」

        ism「『うさぎ〜』は全然抑揚のないすごく普通の日常なんだけど、僕から見るとすごく眩しい」

        ユウ「作風は派手に見せてないけど出来事ってやっぱりドラマチックですよね」

        クボタ「大吉はクールではないよね。あの、変なギャルが言い寄ってくる話がさ…」

        ユウ「あー! あれ面白かった!!」

        ism「あのくだり、普通の漫画だったら全部省くよね(笑)」

        クボタ「そう! あれ要らないよね(笑)」

        ism「けどそういう要らない部分が意外と利いてて雰囲気を作ってるんですよ。DSでマリオやってるとこでも、大吉はマリオの事を“一機二機”、りんの友達のコウキ(※13)は“一匹二匹”って言うんだけどりんは女の子だから“一人二人”って言うんだよね(笑)これも要らないエピソードだけど」

        クボタ「わかる!」

        ユウ「私そこ全然引っかからなかった! それって男目線なのかなあ」

        ism「コウキの小学生っぷりがいいよ。“新幹線が運行します”を“うんこします”とか言って喜んでるところとか、書かなくていい! けどそこがいい(笑)」

        クボタ「そもそも大吉も小学生みたいだし、この二人の関係性もいいよね」

        ユウ「そうそう、大吉言ってましたね、自分が昔やってたことをコウキに怒ってる自分がおかしいって(笑)」


        ism「映画とかドラマとかストーリーのために省きがちなものをきちんと書いてくれるいい作家じゃないかなと思う」

        ユウ「ちゃんと染み込んでくるもんね、“泣かせよう”じゃなくて」

        クボタ「真っ当に結婚して子供産んで育てるっていうのが幸せの真骨頂みたいに一応なってるじゃないですか世の中。これ読んで、でもそうでもないなっていうのが解った。そういう流れも幸せかもしれないけど、誰かのために生きる事… 大げさじゃなくね。そんな大吉の姿を見て、どんな状況だろうがそこで幸せなものが生まれればいい。そういう幸せのカタチを改めて思った作品でしたね」




        (※1)soulkids…名古屋在住のオルタナボーイズ、ソウルキッズ。5月20日にアルバムを発表したばかり。(※2)kuh…クボタマサヒコがメインソングライターとしてボーカル&ギターを務める(※3)宇仁田ゆみ…98年「VOICE」 (白泉社ヤングアニマル)でデビュー。著作多数。二児の母親でもある(※4)『月刊IKKI』…小学館から発行されている月刊漫画雑誌。マニア好みの漫画が多い。(※5)スキマスキ IKKI COMICS、2003年。(※6)トリバコハウス…祥伝社フィールコミックス全2巻2004年。年上の彼に依存し、なんでも言いなりの7年間、カゴから抜け出て窓を開けて待ち受けていたのは、ドラバタ雑居ライフ!(※7)よにんぐらし…竹書房バンブーコミックス全4巻2005年。きっと家族が欲しくなる!!宇仁田ゆみ珠玉のファミリーショートストリーズ!(※8)南Q太…漫画家。1992年アフタヌーン四季賞にてデビュー。(※9)魚喃キリコ…漫画家 。1993年 「 ガロ 」でデビュー。 南Q太共に自らの体験などをベースに、主に若い男女の恋愛模様を描いている。(※10)りん…鹿賀りん。鹿賀宋一と吉井正子の娘であり、ダイキチの血縁関係上の叔母。6歳。(※11)『千と千尋の神隠し 』… 宮崎駿監督によるスタジオジブリの長編アニメーション。2001年7月20日日本公開。(※12)河地大吉…「うさぎドロップ」の主人公。子供と女が大の苦手。若かりし日の鹿賀宋一と瓜二つであるため、りんにはよく懐かれている。(※13)コウキ…二谷コウキ。りんの幼馴染の男の子。保育園からの付き合いであり、小学校もりんと同じところに通っている。



        ism(イズム)…
        徳島発センチメンタルロックバンド『mule』、五感刺激楽団『NAMiDA』の首謀者にしてソングライター。またライブハウス『CROWBAR』ではブッキング担当としてシーンを支える。あらゆる媒体のディレクション、企画、デザインも手がけるプロデューサー気質のアイディアマンでもある。ロマンティックな前髪がトレードマーク。
        NAMiDA web…www.namida.biz
        | +Plus本誌 | 05:03 | comments(1) | - | - | - |
        第4回 きのう何食べた?
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          「自分の知らない世界だからストーリーに深みが増すんだよね」


          「きのう何食べた?」よしながふみ著 講談社モーニング連載中

          クボタ(以下K)「今日はkuhの岡山公演リハーサル終わりで収録しておりまーす」

          ユウ(以下Y)「はい。後ほどライブ後の感想と特別ゲストを迎えてお送りします」

          K「で、本題。前回紹介した『青い花(※1)』はガールズラブで…ならば今回、ボーイズラブも語ってみようかと」

          Y「今回紹介する『よしながふみ(※2)』さんは、『西洋骨董洋菓子店(※3)』がアニメ、ドラマ化のみならず今年は韓国映画化もされて益々ファン増加の人気作家さんですね。私も去年すごくはまって既刊の作品一気に読んだんですけど、クボタさんは以前から『西洋〜』持ってたんですよね」

          K「それだけかと思ったら『フラワー・オブ・ライフ(※4)』も持ってました」

          Y「実は前回『青い花』か『西洋骨董洋菓子店』かって言ってて」

          K「『西洋〜』はちょっと前の作品だから…と思ったらね、この『きのう何食べた?(※5)』が出てて。まずね、これはBLがどうこうと言う前に料理本として素晴らしい」

          Y「クボタさんは料理するから尚更ですよね。私も最近料理まめにするようになって、これは実はクボタさんのお陰でもあるんですが…以前ね、私がコンビニのおにぎり買おうとしたら『そんなの食べてちゃだめだよ』って言って防腐剤の話をしてくれて、怖くなって一切食べるのやめたら自然に痩せたんですよね。それで外食も控えて自炊中心にすると体重維持が無理なく出来るようになったんです」

          K「全然覚えてない(笑)。でもそれはよかった」

          Y「それで分かったんですけど、人間て毎日何かを消費して生活してますよね?でも料理をするのって“生みだす”じゃないですか、仕事をしたなー! って気分になるんですよ」

          K「この漫画のシロさん(弁護士※6)の言う『仕事で案件をひとつキレイに落着させたくらいの充実感を味わえる』ってやつね」

          Y「そうそうまさに。満足感で幸せになるんですよ。一日がキレイに終われる」

          K「でも俺ちょっと気になるとこがあるんだけど、この1話の炊き込みご飯が次のページで炊けてるの早過ぎじゃない?!」

          Y「えー(笑)早炊きにしたんじゃないですか?(笑)」

          K「メシを炊く間に…ってみそ汁とか色々作ってるけどそれにしても早い。ちょっと納得いかないなーってそれだけなんだけど(笑)」

          Y「そういう意味では手際がいいですよね」

          K「そう。男の料理って無責任に時間とお金をかけがちじゃない? そうしたら誰でも美味しいもん作れるんだよね。シロさんのすごいところは手際が良くて無駄がない。主婦的な要素を持ってる」

          Y「おばちゃんの友達いますもんね(笑)スーパーで待ち合わせて一緒に特売買いに行く(笑)」

          K「ゴボウのアクはポリフェノールだから水にさらさなくていい、ってこれで知りました」

          Y「ささがき面倒くさいと思ってあんま買わなかったんですけど、ゴボウサラダもやっぱり大好きだし、金だわしでこすっちゃえば早いやって…」

          K「それこそポリフェノールとれちゃうよ!」

          Y「気をつけます(笑)」

          K「あとレシピのふきだしが“思ってる”ふきだしなんだよね。しゃべるんじゃなくてあれがリアルだよね。実際料理してるときしゃべんないよね」

          Y「あと、この間私“たしかブロッコリーのおかかあえ作ってたな〜”って漫画見ないで思い出しながらでも作れて。一回読んだら結構頭に入ってて」

          K「実際に作ってみたくなる漫画だよね、基本和風が多いし。そう、よく自分のブログで作った料理を載っけると、女性のコメントで“私は料理できません”ってのが意外と多くてびっくりしてて、そういう人はこれを読んだ方がいい」

          Y「料理できたら楽しいし、体にもいいし」

          K「誰かに作ってあげたりね。このシロさんもパートナーがいるから自分が作った料理を喜んでもらえるってところもあるよね。口は悪いけどなんだかんだ言ってね、相手のこと考えて作ってる」

          Y「ツンデレですもんねシロさん」

          K「デレを見せないツンデレですね」

          Y「まあその相手っていうのが美容師をやっている矢吹賢二(※7)という男性なんですが、でもこれゲイの人がただ普通にいるんだなってだけで、描いてるのは性別を問わない人間ドラマですよね」

          K「そんなにボーイズラブラブしてないしね」

          Y「私ね、クボタさん知らないと思って今日よしなが作品いろいろ持ってきたんですよ、BLも。というのも『きのう何食べた?』はモーニングで連載している青年誌になるんですね。『西洋〜』もあれは正確には少女漫画でBLではないんです。読む人それぞれの認識が違いますからまあそんなにきっちり分けなくてもいいんですけど…」

          K「これ知らないなあ(『執事の分際(※8)』を手にとって)…流行の執事じゃないですか」

          Y「でもこれ相当前の作品ですよ」

          K「へえー。じゃあベタな執事ものなの? ……うおっ!!…やってる……これは何で連載してるの?」

          Y「私も最近まで知らなかったんですが、BL専門誌というかBL雑誌っていうのがいっぱいあるんですよ。それで、よしながさんのすごいところは雑誌や作品によって描き分けが出来てるところなんですよね。よしながさんらしさはそのままに、でも完全にベクトルが違うものとして読める」

          K「(『愛すべき娘たち(※9)』を手にとって)これはBLじゃないんだ?」

          Y「全然。タイトルどうり娘の話です。これもほんと素晴らしくて、是非世の娘さんは読んでいただきたい!」

          K「ゆうさんはBL部分が好きなの?」

          Y「部分?(笑)BLは去年私の中ですごい熱かったんですよ。アニメもBL、GL多くて。でもよしながさんの作品でどれかを選べと言われたら困りますね」

          K「でもなんでBL好きなの?」

          Y「なんか楽に読めるから?『青い花』は女の子の気持ちが分かりすぎて痛くて、読んでてしんどくて(笑)その点BLは女じゃないから一歩引いてただかっこいい男の子を眺めてればいい…例えば男同士ですから女役、男役といますよね、女役の子が実際女の子だったら多分好きじゃないけど男だからかわいく見えるとか。…これ見てください、よしながさんの対談集(※10)なんですが、ここにもBLの何がいいのかって事を書いてるんですけど全部に付箋を貼ったらこんなに付箋だらけに…奥が深いんです!」

          K「BLでもGLでもとにかくそういう同人誌ややおい的なものが受けるっていうのは分かるんですよ、メジャー誌にはないもっとディープなところ行くでしょ?」

          Y「いわゆる『マーガレット』や『りぼん』とかじゃなく」

          K「そうそう。そういうところのマーケットがあるのは分かるんですけれども、よしながさんは俺が読んでる範囲の中での『西洋〜』とか『きのう〜』で、それを匂わせないで描いてるじゃない、たまたまゲイだった弁護士と美容師とで料理好き、ってそういう感じでさらっと。だから絡みとか描かないのがよしながさんの売りなのかなって思ってた」

          Y「私も『西洋〜』から入ったんでびっくりしました。でもBLの話も泣けるの多くて大好きですね。性描写も含めて素晴らしいです」

          K「BLって男が綺麗じゃないですか。この『きのう〜』に出てくる“ゲイの愛されファッション(短髪、ヒゲ、ピタピタの服にガチムチ体型※2巻参照)”2丁目スタイルじゃないっていうか。シロさんモテないんだよね(笑)」

          Y「そうそう、あれ笑っちゃいますよね(笑)」

          K「だからBLって少女漫画の延長みたいな感じなのかな。いわゆる『さぶ』とかゲイ雑誌的ではないよね」

          Y「たぶんBL読んでる人はそっちじゃないと思いますね。BLはファンタジーだという人もいますし。まあ女子の萌えポイントは十人十色ですから一概には言えませんが」

          K「前回の話に繋げると、思春期の一時魔法にかかっていていつか解けるっていう、そういうのはGLは多いと思うけど、BLは先天的っていうかもっと根が深い気がする」

          Y「そうなんですかね」

          K「男はリアルに性衝動が強いから性行為の事を悩んだり、それこそエロ本買ったりとかそういうのが普通だから、特に思春期は女の子は逆にキスするとかでもうすごいことのように思えちゃうけど、男はやっぱりリアルにやりたくなるんじゃないかな。恋愛が仮性じゃなくて、魔法的に解けてしまうっていうのが少ない気がする。イメージだけど」

          Y「そうかも! すごいクボタさん、想像だけで(笑)」

          K「漫画の話に戻るけど、『西洋〜』の設定で、ケーキ屋さんにかわいい女の子もいて、男女で恋愛をしながら美味しいケーキを作ってく、みたいな話よりは男4人でって方が面白いよね。伏線がそういう自分の知らない世界だからストーリー的に深みが増すんだよね」

          Y「『きのう〜』もゲイは表現手段で物語に一層おかしみが増してますよね」

          K「まあでもこういう作品を男子にどこまでアピールできるのか? 俺は面白いですけど、例えばバンドメンバーとかに「これ面白いから」って薦めてグッとくるかこないか、そこを楽しめるかは分かれるよね。最近のドラマとか物足りないって人は知らない世界を覗いてみるのもいいかもね」

          Y「ゲイの方も、普通に人間関係に悩んだり結局同じだよと」

          K「そうだね。何事も偏見を持たず、料理本くらいの感じで読んでください」

          Y「美味しんぼ(※11)的なね」

          K「美味しんぼはね…栗田ゆう子(※12)がむかついてしょうがないんだよね、アイツがいなかったら上手く話が進むのに! って(笑)」

          Y「栗田さんがもしかわいい男の子だったらむかつかないかもしれないですよ!!」

          K「…そういうのありそう、同人誌とかで」


          ー岡山公演終了。それではここで特別ゲスト!!
          A「polyABCのアベマサトと言います。ギターとボーカルをやってます」

          K「去年キャプテンハウスのアーティストでtrademarkとpolyABCとkuhとでまとまって岡山来たとき、アツかったからまた来ようってことで実現したんだよね」

          A「今日もあたたかくて、みんな優しくて最高でした」

          K「みんな曲知ってくれてたよね」

          ーpolyABCはCDで聴くと良い意味でBGM的な耳触りのいい感じですけどライブで聴くとまた全然印象変わりますね

          A「嬉しいです。CDと違った感じが出せればと意識しているので」

          ー女性ボーカルの魅力を再確認したのと、男女のハモリが美しかった

          A「ノリちゃん(Vo.)の世界観が入ってより独創的になってますね」

          K「客観的に見てpolyがいいのは、男女のツインボーカルって結構甘くなりがちなんですけど、そういう恥ずかしい感じになるところを一切感じさせないのが凄いと思う。ぜんぜん仲良くなさそうな、そういう調和がとれてて(笑)」

          ーあと、クボタさんいじりのMC(笑)キャプテンハウス企画ならでは、ですよね

          K「毎度ね」

          A「今日が一番ひどかった(笑)」
          ー二人だけでのアンコールは今日がはじめてですか?

          A「完全アドリブ(笑)次は何か用意しとこうね」

          K「次は徳島でやりたいね」

          ーぜひぜひ来てください! 最後に読者に何かメッセージをどうぞ!!

          A「聴いてくれてる人、いろんな人が関わって、僕たちももっとがんばろうって思うし、そのバランスがうまくいってる感じがすごくするんで、楽しくやらさせてもらってます。また、ほら、社長の力でね、こう押してくれると…(笑)」

          K「金、金、でね」

          A「社長はもう朝から晩まで金の話しかしないからね!」

          K「じゃあ続きはismの音人フォーラムでね(笑)」※いまのところ予定はありません(笑)


          (※1)青い花 …鎌倉を舞台に女性同士の恋愛と友情が描かれた志村貴子作の漫画。(※2)よしながふみ…青年誌・少女誌などで幅広く活躍。かなりの食通で作品内によく料理が登場する。(※3)西洋骨董洋菓子店…よしながふみの代表作。イケメン4人の洋菓子店「アンティ‐ク」を舞台に描かれる人間模様。(※4)フラワー・オブ・ライフ…(2004新書館)よしながふみが描く青春学園ドラマ。(※5)きのう何食べた?…よしながふみ最新作、講談社モーニング連載中。中年ゲイカップルの毎日を食生活メインに展開する物語。(※6)シロさん…「きのう何食べた?」主人公、筧史朗43歳、弁護士。ゲイ。料理は彼の生き甲斐で息抜き。(※7)矢吹賢二…「きのう何食べた?」主人公、41歳、美容師。ゲイ。史郎と違い全てにおいてオープンな性格。(※8)執事の分際…よしながふみのボーイズラブ作品(白泉社文庫)。(※9)愛すべき娘たち…白泉社メロディで連載されたよしながふみの少女漫画。(※10)よしながふみ対談集…「あのひととここだけのおしゃべり」(2007太田出版)豪華ゲストとの爆笑&含蓄&貴重なお話満載の初対談集。(※11)美味しんぼ…言わずと知れた料理漫画の代表作。雁屋哲原作、花咲アキラ作画による漫画。 (※12)栗田ゆう子 …漫画「美味しんぼ」のヒロイン。




          polyABC アベマサト(G&Vo)………
          popcatcher、ナイスマーブルスを経て'99年頃コバヤシノリコと前身ユニットをスタート。
          ビョーク、シガー・ロス、ムーム等、北欧的なアーティストにも通ずる優しさと冷たさを兼ね揃え、より独創的な世界へと導いてくれる



          polyABC 3rd album
          「wonder of dear」
          CHRS-019 ?2,500
          http://www.captainhouse.com
          | +Plus本誌 | 10:42 | comments(4) | - | - | - |
          +Plus vol.14 3/29 発行
          0
            +Plus vol.14 We Love ANIME
            もう大人のキミにこそアニメを
            3/29 発行しました!


            今回のクボリカワ書房 徳島駅前支店は
            作者 よしながふみ 「きのう何食べた?」

            料理好きなクボタさんからの提案でしたが
            +Plus編集長はよしながふみ大ファン!!…つーーことで
            いつにもまして熱いトークが繰り広げられています
            …特にワタクシ(+編集長)……

            こちらでのUPは5月のはじめに予定です。
            また本誌に載せられなかった分もUPしたいと思います!!

            「きのう何食べた?」を読んでから
            クボリカワを読むもよし!

            お楽しみに!!

            ■+Plus最新情報はこちら!
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            http://blog.088plus.com/

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            ※数量限定につき、お一人様3冊までのご注文とさせて頂いております。
            | +Plus | 13:46 | comments(0) | - | - | - |